爵士楽堂主人の録音室 |
Hello, Dolly! |
サッチモが大ヒットさせた歌だがJerry Hermanの書いたブロードウェイ・ミュージカルである。そこではCarol Channingが歌っているが、われわれはルイ・アームストロングの爆発的なヒットで知った歌だ。当時、ビートルズがつぎつぎとHit Chart #1を出しまくっていたところに、「ちょいと待った」を掛けたのがサッチモでした。私は気持ちがよくてはしゃいでいました。 日本で30年歌い続けたDolly Bakerは本名をThelma Botelho(旧姓はBaker)という。ご主人の仕事の場が東京だったので、ニューヨークではビリー・ホリデーやアート・テイタムらと並び称されるシンガーだったが、そのキャリアをすべて捨てて日本に渡った。 しかし、日本がジャズのホットベッドだと気が付いたドリーは東京で再び歌い始めた。ある日、自分で”Hello, Dolly!”を歌っていた。「そうだ、Dollyをステージネームにしよう」 Thelmaは日本人には発音が難しい。いいですか?セルマではありません。Thelmaなんです。 母親のようにしてくれたドリーも80になるというので、2001年にボストンに帰っていった。2006年に沢田靖司のコンサートに出演のため東京に帰ってきた。2月7日が84回目の誕生日だった。その誕生パーティを赤坂のマヌエラで開催した。
その時、Dollyのために急いでアレンジしたハロー・ドーリーだ。だから、その時にOZ SONS4人で1回だけ歌ったきりだ。オージーサンズのメンバーにアレンジの感じを伝えるために、私が4パートを歌ったサンプル音源である。 ドリーは「一緒にボストンに帰ろう!」って叫んだ。 |
Hello Dolly Hello Dolly, well hello Dolly, We feel the room swaying for the band's playing
We feel the room swaying 'cause the band's playing Dolly, you'll never go away, |