ジャズと小噺
Jazz and Topics

(60) West Side Story "SOMEWHERE"
何故か「West Side Story」の中で歌われた”Somewhere”が頭の中に浮かんできました。丁度、60年前の映画を思い出しました。作曲はLeonard Bernstein、作詞はStephen Sondheimによる歌ですが、歌の内容は「何処か誰にも知られない場所に行こう」という逃避行しか無くなった2人の寂しい歌なのです。

♪There's a place for us♪と歌い出します。


Sondheim and Bernstein

ところが、曲想は朗々と歌いたくなるようなスケールの大きいメロディーなのです。

ベートーベンのピアノコンチェルト「皇帝」とチャイコフスキーの「白鳥の湖」を取り入れて書かれています。それ故、元のストーリーの内容を知らないまま、歌われた場面を知らずに歌うと、声を目一杯張り上げて歌いたくなるのです。実際、いろいろな人が歌っているのを聴くとよく分かります。

Sondheimの詞が先に書かれたのか、Bernsteinの曲が先に書かれたのか知りませんが、2人の頭の中を見せて欲しくなります。映画の場面では、歌の心が一番よく伝わって来ます。当たり前か・・・。

 

https://youtu.be/_SQ4ogstDVE

  ◆ 

SOMEWHERE
Music:Leonard Bernstein
Lyrics:Stephen Sondheim

There's a place for us,
Somewhere a place for us.
Peace and quiet and open air
Wait for us, somewhere.

There's a time for us,
Some day a time for us,
Time together with time to spare,
Time to learn, time to care.

Some day, Somewhere,
We'll find a new way of living,
We'll find a way of forgiving.
Somewhere . . .

There's a place for us,
A time and place for us.
Hold my hand and we're halfway there.

Hold my hand and I'll take you there
Somehow, some day, somewhere!

  ◆ 

8歳若い小川徹ちゃんが「Peter and Gordon」で聴いたらしい。爺さんは聴いたこと見たこともありません。名前くらいを「かろうじて・・」といったところ。

 

https://youtu.be/oMcQYO7IvUc

初めて、Peter and Gordonを聴きました。「time」を「ツァイム」という発音は聞き苦しくて、途中でカットでした。今でも、イギリスの若者は「ツァイム」と言うのが普通なんでしょうか?やだ!

  ◆ 

Il Divoが歌っていました。20年以上前でした。大伴さんと真理さんと一緒にライブに出かけたこと思い出します。「ジャズコーラスじゃないよね」でした。クラシックカルテットがポピュラーを歌うのです。

 

https://youtu.be/i2mkmy3i2X4

  ◆ 

年寄りには懐かしいBarbra Streisandが目一杯歌います。

 

 https://youtu.be/cAu3a7CMA84

  ◆ 

声を張りげたくなるところを押さえて歌いなさい。皆さん。特にEndingの最後のフレーズは・・・。

(2021/2/7)


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