ジャズと歴史にまつわる話
History of Jazz

シナトラ生誕100年の年に

Frank Sinatra(1915-1998)

2015年はシナトラの生誕100年の年に当たる。

大正4年12月12日、ニュージャージー州ホーボーケンで生まれた。

⇒ シナトラのページ

「シナトラ生誕100年コンサート」のチラシを見つけた。

これは、一体何なんだ?私には見たことも聞いたことも無い名前が書いてある。

David Alaceyというシナトラの物真似人が今年の10月25日に「シナトラ生誕100年祝賀コンサート」を開くというのだ。場所はイングランド・ランカシャー州のコルネという田舎町だそうだ。現在、チケットを発売中だという。

イタリア人らしいがロンドンに住んでいるようだ。

不思議なことにこのフライヤーには、日時・場所の文字が一切無い。その理由が分かった。どうやらイギリスのあちらこちらの田舎で興行をするらしい。10月31日というのもある。かなりいんちき臭い。ツアーをするならそのように書けばよいのだが、既に1月にもこのポスターで宣伝が出てきた。まあ、驚いたオッサンだ。

シナトラ100年コンサートのホームページも場所ごとにやたらに出てくる。

お値段は20数ポンド、場所によって22ポンド〜27ポンドなんて書いてある。日本円では4000円前後。

随分前にプラターズの偽者グループの話を書いたことがあったが、シナトラ親分の偽者がコンサートをやるという話です。アメリカでやったら叩き出されるのではないでしょうか。

さらに、ネットを少し検索してみた。変なものが出てくる。えーっ、Rat Packの模倣までやっている。この模倣品もAlaceyのグループで、ヨーロッパで1997年からThe Rat Pack Tribute ShowをやってTribute Awardsをもらったのだとか。

考えてみれば、本物のRat Pack 3人を見たことがない人間が生まれて4半世紀も経ってしまったのだ。

驚くのと同時に、呆れ返ってものが言えなくなりました。このメンバーでショーを見せるらしいです。見てみたいですか?

 

世の中ってこんな風になっていたのです。シナトラ親分は天国でどんな顔をして見ていたのでしょう。私は今頃になって初めて気がついたのです。皆さんはご存知だったのでしょうか?知るわけ無いですよね。

ホームページも見つけました。 ⇒ The Rat Pack Site

いやー、変てこなページになってしまいました。あー、参った!!ごめんなさい!!


妙なものをお目にかけてしまいました。お耳直しにハリー・ジェームス楽団での1939年のレコーディングがあります。声だけ聞いたらあまりに若い声でシナトラの歌だと思えないかもしれません。

⇒ STARDUST

(2015/3/14)


シナトラの生まれ故郷のホーボーケンのスティーブンス工科大学で、2015年12月12日の誕生日に、「フランク・シナトラ100歳の誕生日パーティー」なるイベントが開催された。(2015/12/14 AFPBB News)

ここでも物真似芸人が出てきたそうだ。お笑いだ。


米歌手で俳優のフランク・シナトラ生誕100年を記念し、ニューヨークで今週、2つの展覧会が開幕する。1つはこれまで未公開となっていたシナトラの写真を集めたもので、会場はモリソン・ホテル・ギャラリー。もう1つはシナトラにゆかりのある200点近い品々を展示するより大規模なもので、ニューヨーク公立図書館舞台芸術分館(リンカーンセンター)で開かれる。

(2015/3/2 11:58 JST The Wall Street Journal)


また変なの見つけた!

タレント発掘番組があるのをご存じだろう。こういう番組を登竜門にしてプロになる人間がいるという話は、実はシナトラ自身も同じである。

2009年にシナトラのそっくりコンテストでベスト3になったとかいうオッサンがいたことがわかった。その男がシナトラで商売をしている。以前に日本にもいたことがあるジャズ関係の人がFacebookにあることを知らせてきた。

Paul Salosで検索してごらんなさい。(2017/12/5)


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