佐藤一美 オカリナファンタジー
宗次郎というオカリナの第一人者の名前はどなたもご存知だと思います。おじさんも渋くてよろしいのですが、若くて美しい人がオカリナを吹いたら、どんなにかいい音色が聞こえるのではないかと思いませんか?

ここに佐藤一美という美人オカリナ奏者がいます。オカリナという「おもちゃ」とも思える土笛を演奏楽器として高い音楽性を表現したミュージシャンの一人です。彼女をプロデュースしているのは小針寛史です。2002年4月に、2枚目のCDアルバム”オカリナファンタジー”をリリースしたところ、7月号のCDジャーナルで紹介されました。頼んだわけでもないのに取り上げられ、近年、くだらない歌手たちのCDが多い中で高い評価(★)を受けて小針は珍しく喜んで知らせてきました。「CDジャーナルを買え!」と。

さっそく、CDジャーナル7月号を仕入れてきました。佐藤一美さんは小針の姉に連れられてLittle MANUELAにも遊びに来たことがあり、オカリナを演奏もしてくれたこともあるのです。もともとはフルート奏者として育ったのです。

CD Journal, July 2002 (pp.187)

とても、澄んだ音色のCDです。どなたに聴いていただいても気持ちの良い「澄みわたる高原の風」のようなサウンドが流れてきます。みなさん、CDショップに行った折に注文をしてください。あるいは直接Laisse音楽出版にお問い合わせください。このページはオカリナのサウンドも聴くことができます。

大人はいい物を買い、聴いているところを子供たちにも見せる責任があります。それを怠るから変な音楽産業と放送産業のコマーシャリズムの餌食になって、「いい物とは何か」がわからない音楽的感性の乏しい子供ばかりが増えるわけです。言うとおりだと思いませんか?あほな社会から子供を守るのは親しかいなくなってしまったのです。これは音楽に限ったことではありません。

佐藤一美にフルートやオカリナを習いたい人はいませんか?谷津ミュージックスクールやその他でも教えてもらえます。彼女のプロフィールをご覧ください。

爵士樂堂主人