New Starlight Junction

結成以来3年間、4人の娘たちが繰り広げてくれたJazz Chorusは、大袈裟にいえば日本の女性ジャズコーラスに新風を吹き込んでくれました。

しかし、阿部奈緒子、石神知永子のふたりが2003年6月のライブ活動を最後にスタジャンから去ることになりました。そのため、スカウトされたのが、学生時代からポップスのコーラスをやってきた二人のお嬢さんです。大上昌代と内川佳子です。


 Masayo Ohue    Etsuko Akiba     Keiko Kobayashi    Yoshiko Uchikawa
Starlight Junction, 2003.07.26 at All of Me Club

お姉ちゃんが、後ろに控えています。

大上昌代は張りのあるハイトーンを平気で唄います。キーが一つアップできるようになる歌もあるでしょうし、音域の広がりは、アレンジも楽にしてくれるものです。

内川佳子は、一番低いパートを唄っていますが、音域の広いことは石神にも似ているところがあります。

二人とも、ジャズとは何かを勉強してくれるものと思います。一朝一夕に出来ることではありませんが、そんな事いわずとも、俊介が考えているでしょう。

新しいグループの練習は4月から始まっていました。小林、秋葉のふたりは先輩らしくお姉さん役も果たしてくれています。大上、内川のふたりもそれに応えるようにシッカリとした音程と発声を身につけて堂々と役目を果たしてくれました。

細かいことを言わずに、暫くはのびのびと唄わせてやることが大切だと思います。はみ出る位に唄わせてから、削るところを削らないと萎縮してしまいますからね。

応援団長はあえて、新スタジャンの練習には顔を出しませんでした。何の先入観もなく、彼女たちが大勢のお客の中で唄っているところを聴いてみたかったからです。さすがに緊張していたようです。当たり前です。

でも、楽しみな二人が加入してくれてホッとしています。応援団長は初代のスタジャンがデビューしたときのことを、よく覚えています。「おっぱいくさい歌を唄うんだな」というのが、今になって初めて言う感想でした。それが、瞬く間に成長してくれました。新加入のふたりは安部や石神のような個性のあるジャズを唄って来た経験はありません。しかし、若いのにコーラスの技術はあるレベルのところまで持ち合わせています。

ですから、また瞬く間にいろいろなことをやってのけるようになるでしょう。意地悪い耳を待たないお客さんには、これで十分に凄いと思われるかもしれませんが、まだまだです。1年後を見ていて御覧なさい。

応援団長 爵士樂堂主人 若山邦紘