歌と歌手にまつわる話

(156) Patti Page 85歳で死去 Tennessee Waltz



Patti Page(1927-2013)

2013年の元旦にテネシーワルツのパティ・ペイジが亡くなりました。われわれは子供の頃、江利チエミがヒットさせたテネシーワルツがラジオから流れるのを聞いたものです。

テネシー・ワルツは1950年に出ましたが、ビルボード誌のヒットチャートNo.1を13週続けて600万枚のレコードを売り上げました。もともとはカントリーの歌でHank Williamsが1948年に歌っています。

ところで、パティが最初にレコーディングしたのは”Confess”という歌ですが、2人の歌手で掛け合いで追いかけるように歌うデュエットの歌です。予算がなくてもう一人の歌手を調達できずに、パティが別パートも吹き込みました。物珍しくてヒットしました。

これに味をしめて、1人で4重唱をしたいと言い出しました。最初の1人4重唱は”With My Eyes Wide Open I'm Dreaming”という歌だが、The Patti Page Quartetと表記されている。

ダラスに住むポピュラー歌手、Craig Thompsonはたびたび来日したが、私のジャズサイトを見つけて「ダラスのジャズ歌手です」とメールをよこした。東京でのライブやジャズ・パーティなどを開いてやったら、「お父さんかお兄さんみたいだ」と私になついてしまった。そのクレッグが好きな歌が”Old Cape Cod”だといい、家内たちのトリオで歌ってくれというので、Patti PageのCDを聞いてみたら、4重唱で歌っているのでびっくりしたことがある。

一人の歌手が多重録音でコーラスを吹き込んだのは彼女が世界で最初らしい。

私も1人でコーラスを吹き込みたかった時代がある。50数年前高校生の頃、家にあった2台のテープレコーダーを使って多重録音をしようと試みた。しかし、テープレコーダーから出る歌を別のテープレコーダーで録音すると、驚くほど音声が劣化する。4重唱なんてとんでもない。それで諦めたのだが、長生きはするものです。2000年にヤマハがMD-8というミキサーを発売した。すぐに買ってきた。

何十曲かレコーディングして楽しんだ。最近、一つずつビデオにして見れるようにし始めたところだ。

⇒ コーラス・ビデオ


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