ジャズと歴史にまつわる話
History of Jazz

野口久光・久和親子


野口久光(1909-1994)久和親子

ピアノの名手、野口久和とは20年ほど前、ジャズコーラスBreezeの伴奏をしている姿を見て知り合った。コーラスのアレンジもしていたと聞かされた。

左の写真は久和君がFacebookに上げてくれた60年も前の写真です。

お父さんの野口久光氏の名前は、60年代のLPのライナーノーツによく名前を見かけたものです。当時、青木 啓、大橋巨泉の名前と並んでジャズレコードのライナーノーツのライターだった。

しかし、映画のポスターなどの作成でも有名だったのです。

野口久和君のFacebookのコメントより

6月13日(火) 父の命日…29年経つのは早い。
朝、お線香をあげてからは、頭の中は父の笑顔ばかりです。
只々、感謝の気持ちしかありません。

昨夜の銀座「スウィング」
小林真人さん主宰の『ジャズ喫茶の名盤』
久々にレコードをいい音で聴けてカンゲキでした。
そしてお客さまのリクエストを受けて自分のライブでは絶対やらないような
コルトレーンの「インプレッションズ」
エバンスの「ワルツ・フォー・デビー」
などを演奏しました。

・・・・・・・・・・

https://www.facebook.com/hisakazu.noguchi

野口久光氏の作品
 

この時代は映画のポスターが手書きで写真を使っていないのです。凄い作品ですね。ヘップバーンのデッサンも美しいです。現在の芸大の前身、東京美術学校の出身の画家、グラフィック・デザイナーだけでなく、映画、ジャズ、ミュージカルの評論家だったのです。

私はジャズレコードのライナーノーツでしか知りませんでしたので、今更ながら偉大な芸術家に出会った感がしています。

もうひとつ・・・、久和君のお嬢さんをご存じですか?驚くばかりの美女です。野獣になりたくなります。


みくちゃん

(2023/6/13)

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