歌と歌手にまつわる話

(168) ライオネル・ファーバス 103歳で死去


Lionel Ferbos(1911-2014)

現存のジャズ・ミュージシャンの中で最高齢のLionel Charles Ferbos(tp)が103歳の天寿を全うし、2014年7月19日にニューオリンズの自宅で亡くなった。ニューオリンズで生まれ、この地から離れることなく102歳まで現役で音楽活動をしていたのだという。

New Orleans NewsやAPで報じられて、こんな人が生きていたのだと初めて知った。ルイ・アームストロングより10歳若いだけだ。

亡くなる2日前に103歳の誕生日を迎えたのだ。

日本ではあまり知られた名前ではないのは、昔ながらのニューオリンズのクラブやフェスティバルで演奏することが主だったからであろう。生まれてから死ぬまでニューオリンズのTrad Jazzをやり続けたジャズマンだった。「モダンなんて知らない!」といいメロディを忠実に表現したのだ。

ニューオリンズ市民はジャズ葬でファーバスの生涯を称えたというニュースが出ている。


ライオネル・ファーバスのジャズ葬


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