歌と歌手にまつわる話 Story of Songs and Singers |
(281) ビリー・ホリデイ遺作 Left Alone |
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Billie Holiday (1915-1959) |
ビリー・ホリデイの晩年、1957年から59年に他界するまで、専属バンドはピアノ・Mal Waldronのトリオだった。 1958年に2人で書いた”Left Alone”はビリーの遺作の作詞となった曲である。したがって、ビリーはレコーディングしていない歌となった。 マルはビリーに捧げてアルバム「Left Alone」を作成した。”Left Alone”の演奏に、アルトサックス奏者ジャッキー・マクリーンを登用しているが、ビリーのバラードの雰囲気に感じが似ていると考えたからだった。 |
見事にジャッキー・マクリーンはビリーを蘇らせることに成功し、ヒット作となった。
(2019/12/4) |
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