歌と歌手にまつわる話
Story of Songs and Singers

(278) I Couldn't Care Less


留里子さんから問合せメールが来ました。

”I Couldn't Care Less”はシナトラ以外に歌っている人をご存知ですか?譜面をお持ちでしたら、送ってください。

「どうでもいい」なんて歌を見たことも聴いたこともありません。我が家の譜面は総計うん千曲ある中に探しても見つかりません。そこで、楽譜の主な販売サイトを当たっても何処にもありません。自分で書き取るしかありません。

レコーディングは1958年10月ですが、発売されたのは1978年です。

 


"I Couldn't Care Less"
Sammy Cahn/Jimmy van Heusen,1958

Balmy breezes are blowing
穏やかなそよ風が吹き
Each star in the sky's glowing
空の星はキラキラ輝いている
But I couldn't care less
しかし、私にはどうでもいいこと

Lovely night birds are winging
愛らしい夜の小鳥が羽ばたき
And filling the night with singing
そして、夜は歌うことで満たされている
But I couldn't care less
しかし、私にはどうでもいいこと

Oh how perfect the setting
何とパーフェクトだった2人の関係
But how do I start forgetting
でもどうやって忘れりゃいいのだ
I'm alone where we walked before
前に2人で歩いた所を、いまは一人で

For without the warmth of your caress
あなたの愛の暖かさ無しでは
It's a cold and dreary world, I guess
それは寒くて退屈な世界だ

And I couldn't care less,
もう、私はどうでもいい
Unless you could care once more.
あなたがもう一度愛してくれない限りは


譜面は見つからずでしたが、ビング・クロスビーが1959年の映画「Say One For Me」で歌っているのを見つけて、留里子さんに知らせました。


 

この映画はクロスビーとデビー・レイノルズそしてロバート・ワグナーが主演のミュージカル・コメディーです。そして歌っている歌は、すべてサミー・カーンとジミー・ヴァンヒューゼンの書いたものです。知られてない曲がずらりとあります。

 
Sammy Cahn & Jimmy van Heusen

"Say One for Me" - Bing Crosby and Debbie Reynolds
"You Can't Love Them All" - Debbie Reynolds and Robert Wagner
"You Can't Love Them All" - Danced by Robert Wagner and Chorus Girls
"The Girl Most Likely To Succeed" - Sung and Danced by Debbie Reynolds and Robert Wagner
"You Can't Love Them All" - Orchestra and Chorus
"I Couldn't Care Less" - Bing Crosby
"Cha Cha Choo Choo" - Debbie Reynolds, Robert Wagner and Chorus Girls
"The Night That Rock And Roll Died" - Robert Wagner
"The Secret of Christmas" - Ray Walston
"Say One for Me" (reprise) - Bing Crosby
"The Night That Rock And Roll Died" - Judy Harriet
"The Secret of Christmas" (reprise) - Bing Crosby, Debbie Reynolds, Robert Wagner and Chorus.
 

 

 

"I Couldn't Care Less"

Balmy breezes are blowing,
穏やかなそよ風が吹き
Each star in the sky is glowing.
空の星はキラキラ輝いている
But I couldn't care less.
しかし、私にはどうでもいいこと

Lovely night birds are winging,
愛らしい夜の小鳥が羽ばたき
And filling the night with singing.
そして、夜は歌うことで満たされている
But I couldn't care less.
しかし、私にはどうでもいいこと

Oh how perfect the setting,
何とパーフェクトだった2人の関係
But when do I start forgetting.
でも、いつ忘れ始めりゃいいのだ
I'm alone where we walked before,
前に2人で歩いた所を、いまは一人で
For without you near I must confess
あなたが傍にいないから告白しないといけない
Life's an empty dream of loneliness.
私の暮らしは夢のない孤独だと

And I couldn't care less,
もう、私はどうでもいい
Unless you could care once more.
あなたがもう一度愛してくれない限りは
 

シナトラはF長調で歌ってますが、クロスビーはC長調です。4度も違うとは驚きです。

テナーとバスの違いです。歳は一回り違いのうさぎ年。

キーやメロディまで違うだけでなく、歌詞まで違うところがあることに気が付かれたと思います。

市販の譜面がありませんので、どちらの歌詞がオリジナルか何とも言えません。

ご参考のために私の採譜をダウンロード出来るように・・・ ⇒ クロスビー譜面

(2019/11/3)


Kay Starr が歌っているのを見つけました。EPレコードです。(2019/11/17)

 

早速、Youtubeに上げました。

どういう歌詞が歌われているかが興味ありました。シナトラとクロスビーが混ざっていました。

自分だけの部分もあります。いやー、面白ーい。

Sammy Cahnが書いた歌詞を見てみたいですね。1番、2番を書いたのかも知れません。
 

 

"I Couldn't Care Less"

Balmy breezes are blowing
穏やかなそよ風が吹き
Each star in the sky's glowing
空の星はキラキラ輝いている
But I couldn't care less
しかし、私にはどうでもいいこと

Lovely night birds are winging
愛らしい夜の小鳥が羽ばたき
And filling the night with singing
そして、夜は歌うことで満たされている
But I couldn't care less
しかし、私にはどうでもいいこと

Oh how perfect the setting
何とパーフェクトだった2人の関係
But when do I start forgetting
でも、いつ忘れ始めりゃいいのだ
I'm alone where we walked before (I'm alone and I'm on a shell)
前に2人で歩いた所を、いまは一人で
For without the warmth of your caress (For without you near I must confess)
あなたの愛の暖かさ無しでは
It's a cold and dreary world, I guess (Life's an empty dream of loneliness.)
それは寒くて退屈な世界だ

And I couldn't care less,
もう、私はどうでもいい
Unless you could care for me. (Unless you could care once more.)
あなたがもう一度愛してくれない限りは
  

更に同名異曲が幾つかあります。Carter Familyが歌うカントリーっぽいものなど。

カーメン・マックレーも面白くない同名異曲を歌いました。

(2019/11/18)


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