歌と歌手にまつわる話 |
(152) アコースティック・ギターのDoc Watson 死去 |
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30年以上前のことだがBlues GuitarやRagtime Guitarに凝っていた頃がある。フィンガー・ピッキングで演奏したり、フラット・ピックで弾いたりさまざまな演奏法があるのだが、神田のカワセに行ってギターの譜面を探しに行ったりしたものだ。 そんな中に”Doc's Guitar”というタイトルの曲があった。これは3フィンガーの速弾きの曲だった。格好いいと思った。これは盲目のギタリスト、Doc Watsonの曲である。2012年5月29日に89歳で死んだ。 Doc WatsonにはMerleという息子がいて、一緒に活動していたのを知っていたが、1985年に事故で息子を亡くしていた。そんなことは知るよしもない。その後も見えない眼で倒れるまでギターを弾き続けたのだ。 何年かぶりにネットで名前を見たと思ったら死亡記事だった。今年になってもコンサートを続けていたとのことである。 |
■ ■ ■ ■ ■ ”Windy and Warm”という曲もすばらしい。こちらはフィンガー・ピッキングで弾く。何ともいい感じだ。
■ ■ ■ ■ ■ 電気の入らないギターは人間に優しい。 こういうギターをやろうとするとジャズ用のピックギターではなくて、カントリー用のギターが欲しくなる。いろいろなギターを買い集めてしまうことになるのがギター弾きのサガというもの。2台だけお目にかけよう。(2012/6/6) ⇒ マイギター |
こんなページを書くとは思ってもみなかった。古の香りがしてくる。その頃、若手のカントリー・ギターでStefan Grossmanという男がいた。レコードだったか、譜面についているソノシートだったか聞いた記憶がある。 そんな人の演奏も今ではYou Tubeに出ているのです。爺ちゃんは驚きです。”Mississippi Blues”なんて真似して弾いていたものだ。(2015/7/25)
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